Firefox3 の起動時間を改善する

はてなブックマーク界隈で話題になっている Firefox の起動時間短縮について試してみた。

Firefox3 の起動時間を短くするために、特にサイズの肥大化していたデータベースファイル places.sqlite と urlclassifier3.sqlite の2つの SQLite ファイルに対して reindexvacuum を実行した。
places.sqlite はプロファイルフォルダにある。urlclassifier3.sqlite は OS によりそれぞれ保存場所が異なる。

Windows
ユーザー名\Local Setteings\Application Data\Mozilla\Firefox\Profies\ランダム文字列.プロファイル名/urlclassifier3.sqlite
Mac OSX
~/Library/Caches/Firefox/Profiles/ランダム文字列.プロファイル名/urlclassifier3.sqlite
Linux (Ubuntu)
~/.mozilla/firefox/ランダム文字列.プロファイル名/urlclassifier3.sqlite

以下は Mac OSX での作業例。

sqlite3 は MacPorts からインストールしておく。

$ sudo port install sqlite3

プロファイルフォルダに移動してコマンドを実行する。

$ cd ~/Library/Application Support/Firefox/Profiles/ランダム文字列.プロファイル名
$ sqlite3 places.sqlite reindex
$ sqlite3 places.sqlite vacuum
$ cd ~/Library/Caches/Firefox/Profiles/ランダム文字列.プロファイル名
$ sqlite3 urlclassifier3.sqlite reindex
$ sqlite3 urlclassifier3.sqlite vacuum

実行してみた結果、体感できるぐらい起動は速くなったけれど、それでも初回起動には38秒もかかった・・・
重量級の拡張機能をいくつも入れているからしかたないか。

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