Firefox3 の起動時間を改善する
2009年05月13日
はてなブックマーク界隈で話題になっている Firefox の起動時間短縮について試してみた。
Firefox3 の起動時間を短くするために、特にサイズの肥大化していたデータベースファイル places.sqlite と urlclassifier3.sqlite の2つの SQLite ファイルに対して reindex
と vacuum
を実行した。
places.sqlite はプロファイルフォルダにある。urlclassifier3.sqlite は OS によりそれぞれ保存場所が異なる。
- Windows
ユーザー名\Local Setteings\Application Data\Mozilla\Firefox\Profies\ランダム文字列.プロファイル名/urlclassifier3.sqlite
- Mac OSX
~/Library/Caches/Firefox/Profiles/ランダム文字列.プロファイル名/urlclassifier3.sqlite
- Linux (Ubuntu)
~/.mozilla/firefox/ランダム文字列.プロファイル名/urlclassifier3.sqlite
以下は Mac OSX での作業例。
sqlite3
は MacPorts からインストールしておく。
$ sudo port install sqlite3
プロファイルフォルダに移動してコマンドを実行する。
$ cd ~/Library/Application Support/Firefox/Profiles/ランダム文字列.プロファイル名 $ sqlite3 places.sqlite reindex $ sqlite3 places.sqlite vacuum $ cd ~/Library/Caches/Firefox/Profiles/ランダム文字列.プロファイル名 $ sqlite3 urlclassifier3.sqlite reindex $ sqlite3 urlclassifier3.sqlite vacuum
実行してみた結果、体感できるぐらい起動は速くなったけれど、それでも初回起動には38秒もかかった・・・
重量級の拡張機能をいくつも入れているからしかたないか。