JavaScript の構文チェックプログラム JSLint を vim から使う

JavaScript の構文チェックプログラム JSLint を vim で実行してスクラッチバッファに結果を表示させてみた。
以下は、その手順。

  1. "scratch utility : 自由に開閉できる作業用バッファ管理プラグイン — 名無しのvim使い" からスクラッチバッファ・プラグインをダウンロードしてインストールする。
  2. SpiderMonkey をインストールする。
    $ sudo
    $ port install spidermonkey
    
  3. fulljslint.js をダウンロードして配置する。(jslint: The JavaScript Verifier からダウンロードできる)
  4. "SpiderMonkey + JSLint + Vim – cooldaemonの備忘録" を参考にして、fulljslint.js のラッパー の jslint.js を作って配置する。
    (※ソース取得用のシェルスクリプトはここでは不要)
  5. 以下のコードを javascript.vim として $HOME/.vim/ftplugin/ に配置する。
    fun! JsLint()
    
        w%
        let file = getcwd()."/".expand("%")
    
        execute ":Scratch"
    
        execute ":0,%delete"
    
        if has('mac')
            execute "r !/opt/local/bin/js ~/bin/jslint.js ".file." \"`cat ".file."`\""
        elseif has('unix')
            execute "r !/usr/bin/js ~/bin/jslint.js ".file." \"`cat ".file."`\""
        endif
    
    endfun
    
    nmap ,s :call JsLint()<cr>
    

これで、*.js ファイルを編集中に ,s キーで画面が分割されてスクラッチバッファに JSLint の解析結果が表示される。

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