Mac OSX (Snow Leopard) と Ubuntu (9.10) に The Go Programming Language をインストールする

Google が公開したプログラミング言語 "The Go Programming Language" を Mac OSX 10.6.2 (Snow Leopard) と Ubuntu 9.10 (KarmicKoala) にインストールして試してみた。
OSX では Xcode と MacPorts をインストールしておく。

環境変数の設定

.bashrc に以下の記述を追加する。

export GOROOT=$HOME/go
export GOARCH=amd64
export GOOS=darwin
export GOBIN=$GOROOT/bin
export PATH=$GOBIN:$PATH

Ubuntu の場合 export GOOS=linux とする。

きちんと設定されたか、環境変数のチェックをする。

$ env | grep '^GO'

Mercurial のインストール

hg コマンドが無い場合 Mercurial をインストールする。

$ sudo port install mercurial

Ubuntu の場合、先に python-setuptoolspython-dev をインストールしておく必要がある。

$ sudo aptitude install python-setuptools python-dev
$ sudo aptitude install mercurial

$GOROOT ディレクトリが存在しないか空ディレクトリであることを確かめて、リポジトリをチェックアウトする。

$ hg clone -r release http://go.googlecode.com/hg/ $GOROOT

Go のインストール

Go のインストールには gccmake などが必要なので Xcode をインストールしておく。
Ubuntu の場合は以下のようにインストールを行なっておく。

$ sudo aptitude install bison gcc libc6-dev ed make

$GOBIN がまだ無い場合は先に作成しておく。

$ mkdir $GOBIN
$ cd $GOROOT/src
$ ./all.bash

以下の表示がされたらインストール成功!

--- cd ../test
N known bugs; 0 unexpected bugs

プログラムのテスト

アーキテクチャ毎にコンパイラ・リンカ等の名前が違う。
amd64 では頭に "6" が付き、386 では頭に "8" が付き、arm では頭に "5" が付く。

$ cat hello.go
package main

import "fmt"

func main() {
    fmt.Printf("Hello, World!\n")
}
$ 6g hello.go
$ 6l hello.6
$ ./6.out
Hello, World!

チュートリアルが "A Tutorial for the Go Programming Language" にある。

vim の Go 用 syntax highlight 設定

vim の Go 用 syntax ファイルも用意されているのでコピーして設定する。

$ cp $GOROOT/misc/vim/go.vim ~/.vim/syntax/

.vimrc に以下の記述を追加する。

autocmd BufNewFile,BufRead *.go :set filetype=go
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